Google Flowで8秒以上の長い動画を作る5手順
Google Flowで動画を作っていると、必ずぶつかるのが「1回の生成で8秒までしか作れない」という壁なんですよね。で、結論からいうと、この8秒はExtend(拡張)とScenebuilderを使えば30秒でも1分でも伸ばせます。クレジットの消費だけ気をつければ、無料プランのままでも長い動画は作れます。この記事では、その手順を5ステップで具体的にまとめました。
結論(先に要点だけ)
- Flowの1プロンプトは最大8秒。長くするには「拡張(Extend)」「Scenebuilder」「ジャンプ(Jump To)」を組み合わせる
- 拡張は1回ごとに約10クレジット消費(無料は1日50クレジット=動画生成と合わせて使う)
- キャラや背景の一貫性を保ちたいなら「ジャンプ」、自然に尺だけ足すなら「拡張」
- 仕上げはScenebuilderのタイムラインで複数クリップを並べて1本にまとめる
そもそもFlowはなぜ8秒までしか作れないのか
Flowの土台になっているVeo 3.1というモデルが、1回の生成で出力できるのが最大8秒だからなんですよね。これはバグでも無料プランの制限でもなくて、有料プランでも1ショットは8秒です。
じゃあYouTubeで見るような長いAI動画はどう作っているのかというと、ざっくりいうと「8秒のクリップを何本も作って、つないでいる」んです。Flowにはそのための機能がちゃんと用意されていて、そこを知らないまま「Flowは短い動画しか作れない」と諦めている人がけっこう多い気がしています。
長い動画を作る4つの機能の違い
まず、Flowで尺を伸ばすときに使う機能は主に4つあります。役割が微妙に違うので、最初に整理しておきます。
| 機能 | 役割 | こんなときに使う |
|---|---|---|
| 拡張(Extend) | クリップの末尾に映像を継ぎ足す | 同じシーンをそのまま長くしたい |
| ジャンプ(Jump To) | 続きのシーンを一貫性を保って生成 | キャラ・背景を保ったまま場面転換 |
| 移動(Move) | 変化の少ない映像を足す | ゆっくりしたカメラの動きを延長 |
| Scenebuilder | 複数クリップをタイムラインで結合 | 最後に全部を1本にまとめる |
という感じです。「拡張」と「ジャンプ」がメインで、「移動」は補助、「Scenebuilder」は仕上げの編集台、というイメージで持っておくと迷わないです。
Google Flowで長い動画を作る5手順
では実際の流れです。私もやってみて、この順番が一番つまずかないなと思ったやり方で書いています。
STEP1: 最初の8秒クリップを生成する
まずは普通に1本目を作ります。ここで大事なのが、続きを作る前提で「動きに余白を残す」こと。最初のクリップで全部の動きを完結させちゃうと、続きが不自然になりやすいんですよね。「歩き始めたところで終わる」くらいの方が、あとで拡張しやすいです。
STEP2: クリップを選んで「拡張」を押す
生成したクリップを選ぶと、「追加 > 拡張」というメニューが出てきます。これを選ぶと、今のクリップの末尾から映像を継ぎ足してくれます。プロンプトで「このあと振り返って笑う」みたいに次の動きを指定すると、その通りに8秒足されていく感じです。
1回の拡張でだいたい10クレジット消費するので、無料プラン(1日50クレジット)だと1日に数回が現実的な回数になります。ここは計画的にいきましょう。
STEP3: 場面を変えたいときは「ジャンプ」を使う
同じ場所をずっと延ばすんじゃなくて、「次は別のカット」にしたいときは拡張じゃなくてジャンプ(Jump To)です。これを使うと、前のクリップの登場人物や背景の一貫性を保ったまま、続きのシーンを作れます。ストーリー仕立ての動画はこれがないと成立しないので、覚えておくと便利です。
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STEP4: Scenebuilderで全クリップをつなぐ
クリップが何本かたまったら、Scenebuilderの出番です。ここはタイムライン編集の画面で、生成した各クリップを自由に並べて1本の動画に組み立てられます。順番を入れ替えたり、いらないクリップを抜いたりもここでやります。「動画編集ソフトの簡易版がFlowの中に入っている」と思えばイメージしやすいです。
STEP5: 書き出して長さを確認する
最後に書き出して、全体の尺と流れを確認します。で、ここでよくあるのが「つなぎ目がカクついている」問題。これはSTEP1の「余白を残す」が効いてくるところで、動きの途中で切れているクリップ同士の方が自然につながります。気になる箇所だけ拡張やジャンプで作り直すと、グッと見られる動画になります。
長い動画を作るときの注意点(クレジット消費)
一番気をつけたいのはクレジットです。整理するとこんな感じ(2026年5月時点)。
- 無料プラン: 初回100クレジット+1日50クレジット(繰り越し不可)
- 動画生成(Veo 3.1 Light): 約10クレジット/本
- 拡張・挿入などの編集: 各約10クレジット
つまり、無料プランで1日に作れる動画+拡張はざっくり合計5アクションくらい。30秒以上のしっかりした動画を毎日量産したいなら、有料プラン(Google AI Pro / Ultra)を検討する流れになります。料金の詳しい話はGoogle Flowの料金と無料枠の記事にまとめています。
よくある質問(FAQ)
Flowで何秒までの動画を作れますか?
1回の生成は最大8秒ですが、拡張やScenebuilderでクリップをつなげば30秒や1分以上の動画も作れます。理論上の上限はクレジット次第です。
無料プランでも長い動画は作れますか?
作れます。ただし1日50クレジットの範囲内なので、動画生成と拡張を合わせて1日5アクション程度が目安です。毎日コツコツ伸ばす形になります。
拡張とジャンプはどう使い分けますか?
同じシーンをそのまま長くするなら拡張、キャラや背景を保ったまま別のカットに移るならジャンプを使います。ストーリー動画はジャンプが中心になります。
つなぎ目が不自然になるのを防ぐには?
最初のクリップを動きの途中で終わらせ、余白を残すのがコツです。動きが完結したクリップ同士よりも、途中で切れたクリップの方が自然につながります。
クレジットを節約して長い動画を作るには?
まず短いクリップで全体の流れを試作し、OKな構成だけを拡張するとムダ打ちが減ります。いきなり高品質で全シーンを作らず、ラフ→本番の2段階がおすすめです。
まとめ
Flowで長い動画を作るコツを5つにまとめると、こうなります。
- 1プロンプト8秒の壁は「拡張・ジャンプ・Scenebuilder」で超える
- 同じシーンの延長は「拡張」、場面転換は「ジャンプ」
- 最初のクリップは動きの途中で終わらせて余白を残す
- 拡張は各約10クレジット。無料は1日5アクションが目安
- 仕上げはScenebuilderのタイムラインで結合
8秒で諦めていた人ほど、この4機能を知ると一気に作れる動画の幅が広がるはずです。まずは1本、拡張を1回試すところからやってみてください。
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