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Google Flowで画像から動画を作る方法【Ingredientsの使い方】

Google Flowで画像から動画を作る方法【Ingredientsの使い方】

結論からいうと、Google Flowは手持ちの写真やイラストを「Ingredients(素材)」として読み込ませることで、画像から8秒の動画を作れます。最大3枚まで参照画像を指定できて、テキストだけで作るより圧倒的に思いどおりの絵が出るんですよね。(2026年6月時点)

この記事の結論(TL;DR)

  • Flowの「Ingredients to Video」モードで、画像を動画化できる(最大3枚の参照画像)
  • 手順は①プロジェクト作成→②画像アップロード→③Ingredientsモード選択→④プロンプト入力→⑤生成の5ステップ
  • コツは「何を動かすか」を具体的に指定すること(例: 手と髪だけ動く、背景は固定)
  • クレジットはFast約20・Quality約100。Google AI Proは月1,000クレジット(2026年6月時点)
  • 無料枠のダウンロードは270P GIF か 720P mp4から選べる

「テキストプロンプトだけだと、毎回思った絵にならない…」という人、けっこう多いんじゃないかなと思っています。私も最初はそうでした。で、画像から動かす方法を覚えてから、生成のムダ打ちが一気に減ったんですよね。今日はそのやり方を5ステップでまとめます。

Google Flowで画像から動画は作れる?

作れます。Flowに搭載されたVeo 3.1の「Ingredients to Video(素材から動画)」機能を使えば、静止画を動かして8秒の動画にできます。実在しない構図でも、画像を素材として渡せば破綻しにくいのが強みです。

ざっくりいうと、テキストだけの生成(Text to Video)が「言葉で全部説明する」のに対して、画像からの生成は「見本を見せてから動かし方だけ伝える」感じ。キャラクターや商品の見た目を固定したいときに特に効きます。参照画像は最大3枚まで使えるので、人物・背景・小物を組み合わせることもできます。

画像から動画を作る5つの手順

流れはシンプルで、プロジェクト作成→画像アップロード→Ingredientsモード→プロンプト→生成の5ステップです。順番に見ていきます。

STEP1. 新規プロジェクトを作る

Googleアカウントでログインして「Create New Project(新規プロジェクト作成)」をクリック。ここはFlowの基本操作なので、迷ったら Google Flow 使い方|4ステップでAI動画を作る手順 も合わせて見てください。

STEP2. 画像をアップロードする

編集画面に動かしたい画像をドラッグ&ドロップするだけ。アップロードが終わると画面に表示されます。縦型動画を作りたいときは、最初から縦長の画像を入れておくとアスペクト比が合いやすいです。

STEP3. 「Ingredients」モードを選ぶ

生成モードでIngredients(素材から動画)を選択します。ここを選ばないとテキスト生成になってしまうので、画像を活かしたいときは必ず切り替えてください。モデルはVeo 3.1 Lite(10クレジット)かFast(20クレジット)を選ぶとクレジット消費を抑えられます。ちなみに、Veo 3.1 Qualityは素材参照(Ingredients)に対応していないので、ここでQualityは選べません(2026年10月時点・Google Flow公式ヘルプ)。

STEP4. 「動かし方」をプロンプトで指定する

ここが一番のキモです。画像はもう見せているので、プロンプトでは「どこをどう動かすか」だけを具体的に書きます。

  • 悪い例: 「動かして」→ どこが動くか分からず暴れる
  • 良い例: 「手とケーブルだけがゆっくり動き、体と背景は固定。カメラは寄らない」

「青いLANケーブル」のように具体的な名詞を入れると、AIが余計な変更を加えにくくなります。カメラワークの指定は日本語より英語のほうが正確に伝わる、というのも覚えておくと便利です。

STEP5. 生成してダウンロードする

生成ボタンを押して待つと、画像の隣に動画が表示されます。動画にカーソルを合わせて出る「︙」アイコンからDownloadを選択。無料枠では270P GIF か 720P mp4のどちらかを選べます。

うまく動かないときの3つの対処

画像から生成すると「顔が崩れる」「勝手に別物になる」というハマりどころがあります。私がよくやる対処を3つ紹介します。

  • ① 固定したい部分を明示する:「顔と服装は変えない」「背景は静止」とプロンプトに書く。動かす対象を絞るほど安定します
  • ② 参照画像の解像度を上げる:元画像が粗いと出力も粗くなる。できるだけ高画質の画像を使う
  • ③ LiteとFastを使い分ける:試し打ちはLite(10クレジット)、本番はFast(20クレジット)。素材参照ではQuality(100クレジット)が使えないので、「最後だけQuality」は画像から動かすときには成立しません。クレジットの回し方は Google Flowのクレジット節約術 にまとめています

それでも生成が始まらない・エラーになるときは、原因が別にあることも多いです。詳しくは Google Flowで動画が作れない時の原因7つと対処 にまとめています。

Nano Banana Proで素材を作ってから動かす|Ingredientsの実践ワークフロー【2026年10月時点】

ここからは一歩進んで、Flowの中で画像を作り、それを素材(Ingredients)にして動かす流れです。手持ちの写真がなくても、キャラクターや商品のビジュアルを自分で用意してから動画にできるので、「見た目を固定したい」ときの精度がかなり上がります。Google公式も、素材画像の作成にNano Banana Proを使う流れを推奨しています。

手順1. Flowの画像モードで素材を作る

プロンプトボックスのモデル名をクリックして「画像」を選び、アスペクト比・出力数・モデルを設定してプロンプトを入れるだけです。画像モデルは3種類あって、公式のモデル一覧ではNano Banana 2 Lite が無料の既定モデル、Nano Banana 2 が標準、Nano Banana Pro が「複雑なデザイン・正確なディテール・プロ仕様の制御」向けでGoogle AI Ultraユーザーの既定と案内されています(画像作成のヘルプページでは既定が Nano Banana Pro と表記されており、プランによって初期選択が変わる形です)。

コツは、単色の背景で被写体だけを描かせること。公式ヘルプも「単色またはセグメント化された背景で被写体や商品の参照画像を指定する」ことを勧めていて、背景が混ざった画像を素材にすると、動かしたときに背景まで引きずられやすいんですよね。

手順2. 作った画像を「素材」として動画に渡す

モデル名をクリック →「動画」→「素材」を選び、さっき作った画像をドラッグするか「@」で検索して追加します。あとは本文STEP4と同じで、プロンプトには「素材をどう使うか・どこを動かすか」だけを書く、という感じです。同じ素材を次のクリップでも使い回せば、カットをまたいでキャラクターや商品の見た目を揃えられます。キャラ固定の細かいコツは Google Flowでキャラクターを固定する方法 に分けて書いています。

手順3. 動画モデルとクレジットを選ぶ

素材参照に対応している動画モデルは、公式のモデル一覧ではVeo 3.1 Lite・Veo 3.1 Fast・Gemini Omni Flashの3つで、Veo 3.1 Quality は非対応です。クレジットは1本あたり Lite 10(Ultraは5)/Fast 20(Ultraは10)/Omni Flash は720pで4秒7〜10秒15、360pで4〜7。無料枠は1日50クレジットなので、Liteなら1日5本、Omni Flashの360pなら7本前後は試せる計算です。画像生成(Nano Banana系)のクレジット消費は、2026年10月時点の公式クレジット表には記載がありません。

私のやり方は、素材づくりは出力数を増やして気に入った1枚を選ぶ → 動画はLiteで動きを当てる → 決まったらFastで本番、です。動画側の試行回数を減らせるので、テキストだけで回していた頃よりクレジットの減りがだいぶ緩やかになりました。

失敗しやすい3つのポイント

  • 素材と動画のアスペクト比を揃えていない:縦型動画を作るなら素材も縦長で作る。横長の素材を縦に流し込むと、端が切れたり引き伸ばされたりします
  • 1枚の画像に情報を詰め込みすぎ:人物・背景・小物を1枚にまとめるより、分けて作って素材として組み合わせるほうが崩れにくいです
  • Qualityで仕上げようとする:素材参照はQuality非対応なので、画質を上げたいときは生成後のアップスケール(1080pは有料プランで0クレジット、4KはUltraで10クレジット)で対応します

向いている用途

向いているのは、自社商品の紹介動画・オリジナルキャラクターのショート動画・同じ人物が複数カットに出るストーリーのように「見た目がブレたら台無し」なもの。逆に、風景やイメージ映像のように毎回違って構わないものは、テキストから直接生成したほうが早いです。

画像から動画に関するよくある質問

Q. Google Flowは画像を何枚まで使えますか?

参照画像は最大3枚まで使えます。人物・背景・小物などを組み合わせて、1枚では作れない構図の動画を生成できます。

Q. 写真から作った動画は何秒になりますか?

1回の生成で8秒の動画になります。それ以上の長さにしたい場合は、生成した動画を延長する機能を使います。

Q. スマホの写真でも動画にできますか?

できます。スマホで撮った写真もアップロードして動かせます。縦型動画にしたいときは、縦長の写真を使うとアスペクト比が合いやすいです。

Q. 無料でも画像から動画を作れますか?

作れますが、クレジット制限があります。無料枠は1日50クレジットで、素材参照に使えるVeo 3.1 Liteは1本10クレジット、Fastは20クレジットです。Google AI Proは月1,000クレジットが付きます(2026年10月時点)。

Q. テキストから作るのと画像から作るのはどっちがいい?

見た目を固定したいなら画像から、ゼロから自由な映像を作りたいならテキストから、と使い分けるのがおすすめです。商品やキャラクターを正確に出したいときは画像からが有利です。

Q. Nano Banana Proで作った画像はIngredientsに使えますか?

使えます。Flowの画像モードでNano Banana Pro(またはNano Banana 2/2 Lite)で画像を作り、動画の「素材」として追加すれば、その画像を参照して動画を生成できます。素材参照に対応する動画モデルはVeo 3.1 Lite・Fast・Gemini Omni Flashで、Veo 3.1 Qualityは非対応です(2026年10月時点)。

1枚の画像を動かせるようになったら、次のつまずきは「カットをつないで1本の動画にする」ところです。シーンをどう分解して、何秒ずつ、どの順で生成するか——この設計のテンプレートを、noteに有料記事(¥300)としてまとめています。

まとめ|画像から動かせばムダ打ちが減る

Google Flowの画像から動画は、次の5ステップでできます。

  1. 新規プロジェクトを作る
  2. 動かしたい画像をドラッグ&ドロップ
  3. Ingredientsモードを選ぶ
  4. 「どこを動かすか」だけをプロンプトで指定する
  5. 生成してmp4でダウンロード

テキストだけで毎回ガチャを引くより、見本を見せてから動かすほうが圧倒的に速いです。まずは手元の写真1枚で試してみてください。

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