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Google Flowのプロンプト書き方|AI動画10例

Google Flowのプロンプト書き方|AI動画10例

Google FlowでAI動画を作ってみたけど、なんか思った通りの動画にならない。「歩いている女性」って書いたのに、なんか違う動きになる。そういうの、ありませんか。

私もFlowを触り始めた頃は、適当にプロンプトを書いて「うーん、これじゃないんだよなあ」を10回くらい繰り返していました。で、いろいろ試したり海外のクリエイターのプロンプト例を見ているうちに、「あ、書き方には型があるんだな」と気づいたんですよね。

この記事では、Google Flow(Veo 3.1)でAI動画を作るときに使えるプロンプトの書き方を、実際の例10個と一緒に解説します。

この記事でわかること:

  • Google Flowプロンプトの基本5要素
  • すぐ使える具体的プロンプト例10パターン
  • 日本語と英語のどちらで書くべきか
  • プロンプト改善のコツ

Google Flowプロンプトの基本5要素

Google公式のヘルプにも書かれているんですが、高品質な動画プロンプトには5つの要素を入れるのが基本です。最初はこれを意識するだけで、生成される動画のクオリティがかなり変わります。

要素 内容
① 被写体 誰が・何が動画の中心か 赤いドレスの女性、子犬
② アクション 何をしているか ゆっくり歩く、笑う
③ シーン・場所 どこにいるか 夕暮れの砂浜、雨のカフェ
④ カメラワーク どう撮るか クローズアップ、ドローン視点
⑤ 雰囲気・照明 光と空気感 暖かい逆光、ネオンの夜

「海辺を歩く女性」みたいな抽象的な指示と、「夕暮れの砂浜をゆっくり歩く赤いドレスの女性。ローアングルで波が足元に打ち寄せる、暖かい逆光」みたいに5要素入れた指示では、出来上がる動画が全然違うんですよね。

日本語と英語、どっちで書くべきか

これ、Flowを使い始めた人がよく迷うポイントですが、結論から言うと日本語でそのまま書いて大丈夫です

Google Flow(Veo 3.1)は日本語のプロンプトを受け付けますし、入力は内部で英語に変換されてから映像化されます。「英語じゃないと作れない」ということはありません。アイデア出しも、あとから微調整するのも、日本語のほうが速いです。

そのうえで、英語のほうが安定しやすい場面はあります。とくにカメラワークや光の指定のような細かい構図の指示で、この手の映像用語は英語のほうが解釈のブレが小さいんですよね。

おすすめの順番はこうです。

  • まず日本語で書く(下の10例も日本語版を用意しています)
  • カメラの動きが効いていないと感じたら、その語だけ英語に差し替える(例:「ゆっくり前進」→ slow dolly in)
  • それでも詰まるときに、英語版へまるごと切り替える

いきなり英語で書き始めるのは遠回りです。日本語で要素を埋めてから、必要なところだけ英語にするほうが、無駄な生成が減ります。詳しくは日本語プロンプトで使えるかを検証した記事にまとめています。

すぐ使えるプロンプト例10パターン

ここからは、シーン別に使えるプロンプト例を紹介します。コピペして調整するだけでも、それなりに使えるはずです。

各パターンに日本語版と英語版の両方を載せています。まずは日本語版をそのまま貼ってみて、カメラの動きや質感が思ったように効かないときだけ英語版に切り替えてください。

① 商品PV風(カフェのコーヒーカップ)

日本語版(まずはこちらをそのまま貼ってOK)

居心地の良いカフェの木のテーブルに置かれた、湯気の立つコーヒーカップのクローズアップ、窓から差し込む柔らかい朝の光、浅い被写界深度、カメラはゆっくり前進、暖かくシネマティックな雰囲気

英語版(カメラワークが効かないと感じたらこちら)

A close-up shot of a steaming coffee cup on a wooden table in a cozy cafe, soft morning light coming from the window, shallow depth of field, slow camera dolly forward, warm cinematic atmosphere

商品撮影風の動画はカメラの動きを「dolly forward(ドリーフォワード)」にすると、それっぽくなります。

② 自然風景(夕暮れの海辺)

日本語版(まずはこちらをそのまま貼ってOK)

夕暮れ時の穏やかなビーチ、砂浜に静かに寄せる波、遠くを飛ぶカモメ、ドローンの空撮でゆっくり右へパン、シネマティックな4K画質

英語版(カメラワークが効かないと感じたらこちら)

A serene beach at golden hour, gentle waves rolling onto the sand, seagulls flying in the distance, drone aerial view slowly panning right, cinematic 4K quality

ドローン視点(drone aerial view)を入れると、空からの俯瞰映像になります。観光PRや物語の導入に使えるパターンですね。

③ 人物クローズアップ

日本語版(まずはこちらをそのまま貼ってOK)

黒髪ロングの若い日本人女性のクローズアップ・ポートレート、やわらかく微笑んでいる、柔らかい自然光、背景は緑の公園がぼけている、浅い被写界深度、ゆっくりズームイン

英語版(カメラワークが効かないと感じたらこちら)

A close-up portrait of a young Japanese woman with long black hair, smiling gently, soft natural light, blurred green park background, shallow depth of field, slow zoom in

人物の場合は「Japanese woman」「Asian man」のように国籍を明記すると、意図に近い顔立ちになります。

④ ファンタジー(魔法の森)

日本語版(まずはこちらをそのまま貼ってOK)

夕暮れの神秘的な森、古木のあいだを漂う光るホタル、地面に薄いもや、ファンタジー風のシネマティックな照明、木々の間をゆっくり進むトラッキングショット

英語版(カメラワークが効かないと感じたらこちら)

A mystical forest at dusk, glowing fireflies floating between ancient trees, soft mist on the ground, fantasy cinematic lighting, slow tracking shot through the trees

ファンタジー系は「mystical」「fantasy」「ethereal」などの形容詞を使うと、現実離れした映像になります。

⑤ アクション(街を走る人)

日本語版(まずはこちらをそのまま貼ってOK)

夜の賑やかな東京の街を走る黒いジャケットの男性、濡れた路面に反射するネオン看板、ローアングルで背後から追うトラッキングショット、速い動き、サイバーパンクな雰囲気

英語版(カメラワークが効かないと感じたらこちら)

A man in a black jacket running through a busy Tokyo street at night, neon signs reflecting on wet pavement, low angle tracking shot following him from behind, fast motion, cyberpunk atmosphere

動きが激しいシーンは「fast motion」「dynamic」を入れると、テンポの良い映像になります。

⑥ 商品紹介(化粧品)

日本語版(まずはこちらをそのまま貼ってOK)

大理石の上に置かれた高級感のある化粧品ボトル、柔らかいピンクの照明、ボトルについた水滴、ゆっくり360度回転、広告写真のスタイル、非常に精細

英語版(カメラワークが効かないと感じたらこちら)

A luxury cosmetic bottle on a marble surface, soft pink lighting, water droplets on the bottle, slow 360 degree rotation, advertising photography style, ultra detailed

360度回転(360 degree rotation)はEC・ブランドサイトの商品紹介動画によく使われるパターンです。

⑦ 食べ物(料理シーン)

日本語版(まずはこちらをそのまま貼ってOK)

焼きたてのピザにオリーブオイルを回しかけるシェフの手元のクローズアップ、ピザから立ちのぼる湯気、暖かいキッチンの照明、スローモーション、フード写真の質感

英語版(カメラワークが効かないと感じたらこちら)

A close-up of a chef pouring olive oil onto a freshly baked pizza, steam rising from the pizza, warm kitchen lighting, slow motion, food photography aesthetic

食べ物系は「slow motion」と「steam rising」を入れると、シズル感が出ます。

⑧ ドキュメンタリー風(職人の手元)

日本語版(まずはこちらをそのまま貼ってOK)

木を彫る年配の日本人職人の手元の極端なクローズアップ、集中した表情、暖かい工房の照明、カメラはゆっくり前進、ドキュメンタリー調

英語版(カメラワークが効かないと感じたらこちら)

An extreme close-up of an elderly Japanese craftsman's hands carving wood, focused expression, warm workshop lighting, slow dolly in, documentary style

ドキュメンタリー風は「extreme close-up」と「documentary style」を組み合わせると、それらしくなります。

⑨ ペット動画(子犬)

日本語版(まずはこちらをそのまま貼ってOK)

晴れた庭の芝生を走る、ふわふわのゴールデンレトリバーの子犬、舌を出して耳をなびかせている、ローアングルで追いかけるショット、明るい夏の雰囲気

英語版(カメラワークが効かないと感じたらこちら)

A fluffy golden retriever puppy running on green grass in a sunny garden, tongue out, ears flopping, low angle following shot, cheerful summer atmosphere

ペット動画はSNS拡散と相性が良いので、「cheerful」「playful」など感情形容詞を入れると効果的です。

⑩ 抽象アート(流体アニメ)

日本語版(まずはこちらをそのまま貼ってOK)

スローモーションで渦を巻くカラフルな液体、深い紫とゴールドが混ざり合う、マクロ撮影、芸術的な抽象アニメーション、催眠的な雰囲気

英語版(カメラワークが効かないと感じたらこちら)

Colorful liquid swirling in slow motion, deep purple and gold colors mixing together, macro shot, artistic abstract animation, hypnotic atmosphere

抽象アートはサムネイル背景や音楽動画の素材として使えます。具体的な被写体がない分、形容詞・色指定を多めに入れるのがコツです。

ここまでの10例で足りる方は、そのまま使っていただければ大丈夫です。そのうえで「毎回うまくいく型が欲しい」「クレジットの減りが早い」という方向けに、5要素をどの粒度で書くかの分解、別シーンのテンプレート12個、つまずき別の直し方、そしてプラン別に1日/1ヶ月で何回試せるかの計算まで、noteに有料記事(¥300)としてまとめています。

プロンプトを改善するときのコツ

プロンプトは1回で完璧なものができることは少ないです。生成された動画を見て、「ここが違うな」と思った部分を修正していく作業が必要になります。

うまくいかないときの修正パターン

気になる点 追加・修正する要素
動きが速すぎる 「slow」「gentle」を追加
カメラが固定で退屈 「dolly in」「panning」「tracking shot」を追加
映像が暗すぎる 「bright」「well-lit」「natural light」を追加
意図と違う背景 背景の指定をより具体的に書く
人物の表情が硬い 「smiling」「relaxed expression」を追加

Flow TVを活用する

Flow内には「Flow TV」という機能があって、他のクリエイターが生成した動画と、その正確なプロンプト・テクニックを確認できます。気に入った動画があったらプロンプトを参考にして、自分のテーマに置き換える、というやり方も効果的です。

ゼロからプロンプトを考えるより、うまくいっている例を真似してアレンジする方が成長は早いです。

料金とクレジット消費の目安

Google FlowはGoogle AI Pro(月額2,900円)またはAI Ultra(月額29,000円)プランで利用できます。動画1本生成するごとにクレジットが消費されるので、プロンプト試行錯誤の際はクレジット残量を意識する必要があります。

2026年4月時点の料金は変動する可能性があるので、最新情報は公式サイトでご確認ください。

→ 関連記事: Google Flowの料金|無料枠と有料プランの違い
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→ 関連記事: Google Flowの使い方|AI動画を作る手順ガイド
→ 関連記事(上級編): Google Flow プロンプト上級|シーン別10テンプレ集

まとめ:プロンプトは「型」を覚えて応用する

  1. 被写体・アクション・場所・カメラ・照明の5要素を意識する
  2. プロンプトは日本語でOK。カメラワークなど効きが弱い部分だけ英語に差し替える
  3. シーン別の型を覚えて、自分のテーマに置き換える
  4. 1回で完璧を目指さず、修正前提で試行錯誤する
  5. Flow TVで他クリエイターのプロンプトを参考にする

AI動画は「触っている人だけが先に進める」分野です。プロンプトの書き方は習うより慣れろなので、まず10本くらい試行錯誤してみると感覚が掴めると思います。

まずは気軽に、ご相談ください。