Sora終了後のAI動画ツール3選|選び方ガイド
2026年3月、突然Soraが終了しました。
「え、半年前に始まったばかりじゃん」って思った人、けっこう多いんじゃないですかね。私もそうでした。OpenAIが満を持して出した動画生成AIが、わずか半年で撤退。正直、驚きました。
で、困るのが「じゃあ次、何使えばいいの?」という話なんですよね。
私自身、MJ-Labの仕事でAI動画を日常的に使っているので、Sora終了後にいくつかのツールを調べて整理しました。結論からいうと、2026年4月時点で選択肢は3つに絞れます。
この記事では以下がわかります:
- Soraがなぜたった半年で終了したのか
- 代わりに使える3つのAI動画ツールの特徴と料金
- 用途・予算別にどれを選ぶべきかの判断基準
Soraはなぜ終了したのか
まず背景を整理しておきます。
OpenAIが2025年10月にSoraを正式リリースして、「ついに来たか」と話題になりました。テキストを入れるだけで映像が作れる。みんなワクワクしていたと思います。
ただ、裏側では計算コストが膨大だったんですよね。動画生成はテキストや画像の生成と比べて、桁違いのサーバー処理能力が必要です。OpenAIにとって、費用対効果が合わなかった。
さらに、Disneyとの10億ドル規模の提携も破談になったと報じられています。収益の見込みが立たなくなったことで、2026年3月24日にサービス終了が発表されました。
ざっくりいうと、「技術はすごかったけど、お金が回らなかった」ということです。
Sora終了後に使えるAI動画ツール3選
じゃあ今、何を使えばいいのか。2026年4月時点で実用的な選択肢は以下の3つです。
1. Google Veo 3.1 ― 映像美と物理表現で選ぶならこれ
GoogleのAI動画生成ツールです。Soraが去った今、品質面ではトップクラスの選択肢になっています。
何がすごいかというと、物理法則の再現精度なんですよね。水は水らしく流れるし、布は重力に従って揺れる。光の反射も物理的に正確。「AIっぽい不自然さ」がかなり少ないです。
料金(2026年4月時点):
- Google AI Proプラン:月額2,900円(Veo 3.1利用可能)
- Google AI Ultraプラン:月額36,400円(4K出力対応)
- API利用:Veo 3.1 Lite 720pで1秒あたり約$0.05(約7円)
2026年4月7日からFastプランの料金が値下げされ、720pが$0.15→$0.10に。使いやすくなっています。
私が以前書いたGoogle FlowとVeo3.1の違いの記事でも触れていますが、Google Flowと組み合わせることで編集・演出まで一気通貫で作れるのも強みです。
2. Runway Gen-4.5 ― プロ品質を求めるならこれ
映像制作の現場で最も評価が高いのがRunwayです。Gen-4.5は業界ベンチマークで1位を獲得しています。
特徴は、既存の映像に対してAI加工を適用できること。たとえば、撮影済みの動画の特定フレームをAIで変換したり、参照画像でキャラクターの外観を制御したりできます。
「ゼロから生成する」だけじゃなく、「既存素材とAIを組み合わせる」ワークフローに強いんですよね。映画制作者やプロの映像クリエイターが本業で使うツールという位置づけです。
ただ、その分料金は高め。個人が趣味で使うにはオーバースペックかもしれません。ビジネス用途で品質を妥協したくない場合に選ぶツールです。
3. Kling ― コスパ重視ならこれ一択
「とにかく安くAI動画を試したい」なら、Klingが圧倒的です。
月額約$5(700円程度)で3分の動画が作れます。しかも毎日66クレジットが無料でリセットされるので、5秒動画なら1日に数本〜10本以上作れる計算です。
品質はVeo 3.1やRunwayに比べると一段落ちますが、SNS用のショート動画やプレゼン素材なら十分。「まずAI動画を体験してみたい」という人にはベストな入口です。
音声の同時生成にも対応しているので、ナレーション付きの動画もワンステップで作れます。
AI動画をビジネスに使いたいけど、どこから手をつければいいかわからないという方へ
MJ-LabではAI動画制作のレクチャーを行っています。ツール選びから実際の制作フローまで、一緒に進められます。
用途別の選び方ガイド
3つのツールを並べると、選び方はわりとシンプルです。
映像美・リアルさ重視 → Veo 3.1
事業PR動画、商品紹介動画など、クオリティが直接ビジネスに影響する場面で使う。月額2,900円から。
プロの映像ワークフロー → Runway Gen-4.5
既存映像の加工、キャラクター制御、プロフェッショナルな編集ツールとの連携が必要な場合。映像制作が本業の人向け。
まず試す・コスパ重視 → Kling
SNS動画、プレゼン素材、AI動画の入門。月額約700円、無料枠あり。
私の場合は、クライアントの事業PR動画ではVeo 3.1を使い、自分のSNS用にはKlingを使うという感じで使い分けています。
まとめ
- Soraは計算コストと収益化の問題で2026年3月に終了した
- 代替ツールはVeo 3.1(映像美)・Runway Gen-4.5(プロ向け)・Kling(コスパ)の3つ
- 個人やフリーランスが始めるなら、まずKlingで体験→本格的にやるならVeo 3.1がおすすめ
AI動画のツールは変化が激しいですが、「何を作りたいか」が決まっていれば選択肢は絞れます。Soraが終わっても、むしろ選べるツールは増えている。焦らず、自分の用途に合ったものを選べば大丈夫です。
まずは気軽に、ご相談ください。