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フリーランスWeb制作で最初の案件を取った話【実際にやった3つのこと】

フリーランスWeb制作で最初の案件を取った話【実際にやった3つのこと】

「フリーランスになりたいんだけど、最初の案件ってどうやって取るんだろう」

独立を考えている人が必ず一度は通る悩みですよね。私もまったく同じでした。スキルは身についてきた、ポートフォリオもなんとか作った、でも「じゃあ次は?」ってなったとき、具体的に何をすればいいのかわからなくて、しばらく止まってしまったんです。

この記事では、私が実際にフリーランスとして最初の案件を取るまでにやったことを、正直に書いていきます。「再現性があるか?」と聞かれると、人によって状況は違うのでそこは保証できないんですが、「こういう動き方があるよ」という参考にはなると思います。

私の経歴と独立の経緯

まず少し自己紹介を。私は不動産営業からキャリアをスタートして、その後メディア運営会社を起業・経営、人材業界での営業・管理・システム構築を経て、2020年にプログラミングスクールでエンジニアに転身しました。様々なビジネス経験を積んだ後でのエンジニア転身だったので、「技術 × ビジネス感覚」を活かせるかたちで動ける、というのが自分の強みだと思っています。

2023年からMJ-Labという屋号でWeb制作・AI活用の発信を始めて、2025年9月にフリーランスとして正式に独立しました。

ざっくりいうと、独立した直後は案件ゼロの状態でした。「やっていこう」と決めたはいいけど、問い合わせが来るわけでも、誰かから仕事を振ってもらえるわけでもない。最初の1〜2ヶ月はそこそこしんどかったですね。

最初の案件を取るまでの実態

独立してから最初の案件が決まるまで、だいたい1ヶ月半くらいかかりました。その間にやったことは大きく3つで、それを全部同時並行で動かしていました。

「どれか一つで取れた」というわけではなくて、複数の動線を同時に作ることで、どこかから話が来るようにしておくイメージです。単発で動いても確率が低いんですよね。母数を増やすしかないっていうのが正直なところです。

やったこと① SNSで「やってます」と言う

これが一番地味で、一番効果があったと思っています。

X(旧Twitter)で、「Web制作の依頼を受けています」とシンプルに発信しました。派手な実績も、洗練されたポートフォリオも、その時点では大してないんですよ。でも「やってます」と言うことに意味があって、知り合いの目に入ることが大切なんです。

フォロワーが少なくても関係なくて、フォロワー数 < 知り合いの目に届くかどうか、なんですよね。フォロワー1,000人の見知らぬ人に届くより、フォロワー50人でも「実際に会ったことがある人」5人に届く方が、仕事につながる確率は高いです。

私の場合、発信してから2週間くらいで「ちょっと相談していい?」というDMが来ました。そのまま受注できたわけじゃないんですが、「言ったら反応が来るんだ」という手応えを掴んだのが最初のステップでした。

発信の内容は「受けてます」だけじゃなくて、「こういうサイトを作りました」「こういう工程で進めます」みたいな具体的なものを混ぜると、仕事に直結しやすくなります。「この人は何をやってくれる人なのか」がわかると、声がかけやすいんですよね。

やったこと② 知り合いへの声かけ

これも地味なんですが、かなり直接的な方法です。事業をやっている知り合い、個人でお店をやっている人、フリーランスで活動している人——そういう人たちに「サイト、困ってないですか?」と声をかけました。

私の場合は、人材業界で働いていた頃の知人で、独立して小さな会社を経営している人に声をかけたのが最初の本受注でした。「ホームページが古くて、問い合わせフォームも使いにくいんだよね」という話が出て、「じゃあ私が作りますよ」という流れです。

単価は低かったです。相場より明らかに安い金額で引き受けました。でも当時の判断としては間違ってなかったと思っていて、「実績ゼロの状態で値段交渉するより、まず一本作ることの方が価値がある」というシンプルな理由です。

一本作ると、ポートフォリオに載せられる。ポートフォリオに載せられると、次の提案が通りやすくなる。これは本当にそうで、「実績ゼロ → 実績一本」の壁を越えることに全力を使った方がいい時期があります。

声かけで大事なのは、「お願いがあるんですが」というスタンスじゃなくて、「この人の課題を解決できるかもしれない」という視点で声をかけることですね。売り込みっぽくなると引かれるので、「ちなみに、サイト周りで困ってることってありますか?」くらいのトーンで聞く方がうまくいきやすいです。

やったこと③ クラウドソーシングで実績を積む

クラウドワークスとランサーズに登録して、小さい案件に積極的に応募しました。これは「稼ぐ」というよりも「実績を作る」という目的です。

最初は単価1〜2万円のバナー制作や、LP修正みたいな案件から始めました。「こんな安い仕事をやるのか?」と思う方もいるかもしれないんですが、ゼロの状態からだとこれが現実的なんですよね。クラウドソーシングのプラットフォーム内での評価がつくと、徐々に高単価の案件に提案が通りやすくなります。

提案文は最初かなり悩みました。実績がないので「過去にこういうものを作りました」が書けない。そこで私がやったのは、「なぜこの案件に興味を持ったか」と「どういう進め方をするか」を具体的に書くことです。

「ご要望の〇〇のサイトについて、以下のように進めることを考えています。まず〜」という形で、プロセスを書いてしまう。発注者からすると、「実績はないけど、どう進めるかちゃんと考えてる人なんだな」という印象になるようで、これで何件か通りました。

クラウドソーシングは長期的に頼るものじゃないと思っていますが、「最初の実績を作る場所」としては優秀です。知り合いへの声かけと並行して動かすのが現実的なやり方だと思います。

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実績なしでも提案が通った理由を振り返って

今振り返ってみると、「実績ゼロでもなんとかなった」理由が少し見えてきています。

一番大きかったのは、「相手の課題から話を始めた」ことだと思っています。「私はこういうスキルがあります」じゃなくて、「あなたのサイト、こういう課題がありそうですよね」という切り口で話をしたんですよね。提案の方向が「自分の紹介」ではなくて「相手の問題解決」になっていると、話が通りやすくなります。

もう一つは、様々なビジネス経験を積んできた分、「相手が何を気にしているか」を読む力が多少あったことです。例えば、小さな会社のオーナーが一番気にするのは「コストと時間」なんですよね。「こういう機能が作れます」より「これくらいの期間でこれくらいの費用感で収まります」を先に伝える方が刺さります。これはエンジニアになる前のビジネス経験が活きた部分だと思っています。

あとは単純に、動いた数が多かったこと。知り合いへの声かけ、SNS発信、クラウドソーシングへの応募、全部同時にやっていました。どれか一個だけやって「うまくいかなかった」と諦めるのは、確率的に早すぎる撤退なんですよね。

まとめ

フリーランスWeb制作で最初の案件を取るためにやったことを整理すると、こんな感じです。

  1. SNSで「やってます」と宣言する——フォロワー数より「知り合いの目に届くか」が大事。具体的な制作事例や進め方を混ぜると刺さりやすい
  2. 事業をやっている知り合いに声をかける——「売り込み」ではなく「課題を聞く」スタンスで。最初は単価より「実績を作ること」を優先していい
  3. クラウドソーシングで小さい案件から始める——実績ゼロの壁を越える場所として使う。提案文はスキルより「進め方」を書く

「実績がないと案件が取れない」と思いがちなんですが、ゼロの状態から動いて実績を作るしかないんですよね。どこかで一本目を取る必要があって、そのために上の3つを同時並行で動かすのが現実的だと思っています。

まず動ける場所から動く。それだけです。


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