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WordPressサイト制作にAIを組み込む方法【工程別ガイド2026年版】

WordPressサイト制作にAIを組み込む方法【工程別ガイド2026年版】

WordPressでサイトを作るとき、どこに一番時間がかかっているかって、人によって違うんですよね。でも私がいろんな案件を受けてきた感覚でいうと、「要件整理」「コピーライティング」「画像選定」あたりが、実はコーディングよりも時間を食っていることが多い。

私はもともとプログラミングスクールでゼロからエンジニアに転身した人間なんですが、今はWordPressサイト制作をフリーランスとして受注する立場で、AIをフル活用しながら案件を回しています。で、実際にAIを組み込んでみて感じたのは、「コーディングを手伝ってもらう」よりも「制作プロセス全体を設計し直す」くらいの発想の転換が必要だということ。

この記事では、WordPressサイト制作の各工程でどのAIツールをどう使うか、という設計・判断の話をします。「ツールの操作手順」ではなく「どのフェーズで何を使うか」という視点で書いています。

AI活用で変わる5つの工程

最初に全体像を整理しておきます。WordPressサイト制作をざっくり工程に分けると、こんな流れになります。

  1. 要件整理・サイト構成案(ChatGPT)
  2. コピーライティング(Claude / ChatGPT)
  3. ビジュアル・画像(Gemini / Midjourney / Canva)
  4. コーディング・カスタマイズ(Claude Code / GitHub Copilot)
  5. 納品後の保守・更新(各AIツール)

それぞれ「AIが何を担うか」と「人間がどこで判断するか」が違います。順番に見ていきます。

工程① 要件整理・サイト構成案(ChatGPT)

最初の打ち合わせって、クライアントから情報を引き出しながら、頭の中でサイトの構成を整理していくフェーズですよね。ここが実は一番属人的で、経験がものを言う部分でもある。

私がやっているのは、クライアントにヒアリングシートを事前に送って、回答をそのままChatGPTに投げて「このビジネスに合ったWordPressサイトの構成案を作って」とお願いするやり方です。

具体的には、こんなプロンプトを使っています。「以下のヒアリング情報をもとに、このビジネスのWordPressサイトに必要なページ構成を提案してください。固定ページ・投稿ページ・カスタム投稿タイプの観点で整理し、各ページの目的と主要コンテンツも書いてください。」

ChatGPTが出してきた構成案は、そのまま使えることはほとんどなくて、「ここは要らない」「このページは2つに分けたほうがいい」という議論のたたき台として使うんですよね。それでも、ゼロから考えるより圧倒的に速い。

ポイントは、ChatGPTに「判断」させるのではなく「素材」を出させること。最終的な構成判断は自分でやる、という役割分担が大事です。

工程② コピーライティング(Claude / ChatGPT)

サービスサイトやLPで一番時間がかかるのが、コピーだと思うんですよ。特にキャッチコピーやサービスの説明文は、クライアントが「これじゃない」と感じたときに何度も修正が入る部分で、ここを効率化できると全体の工数が大きく変わります。

私の場合、ヒアリング情報(ターゲット・サービス内容・競合との違い・クライアントが使っている言葉)を整理してからAIに渡します。渡し方が雑だと出力も雑になるので、「このサービスを〇〇な人に届けたい。強みは△△。競合と違うのは□□。このサービスページのキャッチコピーを5パターン提案してください」くらい具体的に指定します。

ClaudeとChatGPTを両方使っているんですが、使い分けの感覚としては、Claudeのほうが「文章の流れ」が自然で、特に長文のコピーや説明文を書かせるときに質が高い印象があります。ChatGPTはバリエーションを大量に出させたいときや、短いキャッチコピーを量産するときに向いている感じです。

ただ、どちらを使っても最後は自分で読んで「クライアントのトーンと合っているか」を確認するのが必須です。AIが書くコピーは、どこか教科書的になりやすい。そこを人間が修正するのが本来の役割になってきます。

工程③ ビジュアル・画像(Gemini / Midjourney / Canva)

画像選定・制作は、昔はStockフォトを漁って「なんかイメージと違う」を繰り返すことが多かったんですよね。今はAI画像生成を使えるので、かなり変わりました。

私がよく使う組み合わせはこんな感じです。

  • Gemini(Google): テキストからイメージビジュアルを生成するのに使いやすい。特に「サービス系・情報系」のサイトで、抽象的なイメージ画像が欲しいときに向いています
  • Midjourney: クオリティが高い。ブランドイメージにこだわりたいときや、雰囲気のある写真っぽい画像が欲しいときに使います
  • Canva(AIテンプレート): バナー・OGP・アイキャッチを量産するのに便利。非エンジニアのクライアントでも自分で更新できるように、Canvaで作って納品するケースも多い

注意点として、AI画像は著作権の扱いが曖昧な部分がまだあるので、商業利用の場合は各サービスの利用規約を必ず確認してください。Midjourneyは有料プランなら商業利用OK、Geminiはケースバイケースです。

ビジュアル方針(どんな雰囲気にするか)の決定は人間がやって、実際の生成・量産をAIに任せる、というのが今の正解だと思っています。

工程④ コーディング・カスタマイズ(Claude Code / GitHub Copilot)

ここが多くのエンジニアが最初にイメージする「AIとコーディング」のフェーズですよね。ただ、実際に使ってみると、単純なコード補完よりも「設計相談」として使うほうが価値が高いと感じています。

私がよく使う場面はこんな感じです。

  • PHPのカスタム関数を書かせる: WordPressの functions.php に追加したい処理(カスタム投稿タイプの登録・ショートコードの作成など)をClaudeに書かせます。「WordPressのfunctions.phpに、〇〇という処理を追加するPHPコードを書いてください」でそのまま使えるコードが出てくることが多い
  • CSSのデバッグ: 「このCSSを当てたのに効かない、なぜか」という相談をそのまま投げると、原因と修正案を返してくれます
  • JavaScriptの実装: アニメーションや動的な処理をゼロから書くのは時間がかかるので、まず要件を伝えてたたき台を出させます

Claude Codeは特に、コード全体を読ませながら「ここを修正して」という使い方が強い。ファイルの文脈を理解した上で修正案を出してくれるので、単発のコード生成より一段上の使い方ができます。

GitHub Copilotはエディタに統合されているので、コーディング中にリアルタイムで補完が効くのが強み。2025年から無料プランも追加されていて(月2,000回の補完・50チャット)、まず試してみやすくなっています。「Claude Codeで設計して、Copilotで実装する」という役割分担で使っている人も多いです。

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工程⑤ 納品後の保守・更新(各AIツール)

納品後って、意外とクライアントから「このページに〇〇を追加したい」「この文章を書き直したい」という細かい依頼が来るんですよね。ここもAIを活用できます。

私がやっているのは、クライアントに「更新したい内容をメモ書きで送ってもらえれば、それをもとに文章を整えます」という運用を提案すること。クライアントのメモ書きをClaudeに渡して「このサービスサイトのトンマナに合わせて、以下の情報を追加ページとして整理してください」とやると、ドラフトが出てくる。それを確認・修正してWordPressに反映する。

クライアントの「更新が大変」という負担を下げながら、自分の作業も効率化できるので、保守案件の継続率が上がる感覚があります。

また、ブログ記事の更新が必要なサイトでは、「この情報を記事にしたい」という依頼に対して、ChatGPTでドラフトを作ってから提出するフローを取り入れています。ゼロから書くより圧倒的に速い。

AI活用で実際に変わったこと

私が感じた一番の変化は、「時間のかかり方が変わった」ということです。

以前は、コピーライティングや構成案に時間がかかって、コーディングは比較的スムーズという感覚でした。今は逆で、コピーや構成案はAIのおかげでかなり速くなった。一方で、「AIが出したものをどう評価して、どう修正するか」という判断に時間を使っています。

ざっくりいうと、作業者としての時間が減って、編集者・ディレクターとしての時間が増えたという感じです。

これはスキルの問題でもあって、「AIに何を渡せば良い出力が来るか」を理解していないと、AIを使っても結局やり直しが多くなる。「AIに渡す素材の質を上げる」というスキルが、制作者に求められるようになっていると思っています。

あと、クライアントへの提案の幅が広がったのも実感しています。以前は工数的に難しかったことが、AIのおかげで現実的になってきた。「これくらいの予算でここまでできる」という引き出しが増えました。

まとめ

WorkPressサイト制作にAIを組み込む、というのを改めて整理するとこうなります。

  1. 要件整理・サイト構成: ChatGPTにヒアリング情報を渡して構成案のたたき台を作る
  2. コピーライティング: ClaudeまたはChatGPTにターゲット・強み・トーンを渡してドラフト生成。最終判断は人間
  3. ビジュアル・画像: Gemini・Midjourney・Canvaを用途別に使い分ける。方針決定は人間
  4. コーディング・カスタマイズ: Claude Codeで設計相談・コード生成。GitHub Copilotでリアルタイム補完
  5. 保守・更新: クライアントのメモ書きをAIでドラフト化するフローで継続案件を効率化

どの工程も「AIに任せきり」ではなく「AIと分担する」という発想が大事です。AIが出してきたものを評価して、修正して、クライアントに渡せる品質に持っていくのが制作者の仕事になってきています。

AIを組み込んだWordPress制作、まだ試していない方は、まず「要件整理でChatGPTを使う」だけでも始めてみてほしいです。体感として変わるので。


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