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ChatGPTのカスタム指示で仕事の回答が劇的に変わる|フリーランスの実務設定を公開

ChatGPTのカスタム指示で仕事の回答が劇的に変わる|フリーランスの実務設定を公開

ChatGPT、仕事で使ってるけど「なんかイマイチ」って感じること、ないですか。

私もそうでした。ChatGPT Plusに課金しているのに、返ってくる回答がどこか一般的で、結局自分で書き直す——みたいな。

で、あるとき気づいたんですけど、ChatGPTの性能を引き出すのは「プロンプトの書き方」の前に「カスタム指示の設定」なんですよね。

カスタム指示とは?30秒で理解する

カスタム指示は、ChatGPTに「自分はこういう人間で、こういう回答がほしい」と事前に教えておく機能です。

一度設定すると、すべての新しいチャットに自動で適用されます。つまり、毎回「私はフリーランスのエンジニアで……」と説明しなくていい。

設定場所は「Settings → Personalization → Custom Instructions」。無料版でも使えます。

カスタム指示を入れる前と後の違い

具体例で見てもらった方が早いと思います。

たとえば「LP制作の見積もりを作って」と聞いた場合。

カスタム指示なし:
「LP制作の見積もりテンプレートです。以下をご参考にしてください」→ 一般的なテンプレートが出てくる。自分の業務内容と全然合わない。

カスタム指示あり:
「フリーランスのLP制作として、クライアント(中小企業の経営者)向けの見積もり案です。ヒアリング項目・制作範囲・納期を含めています」→ 自分の仕事にフィットした内容が出てくる。

この差は、ChatGPTが「あなたが誰か」を知っているかどうかだけで生まれます。

私が実際に入れているカスタム指示

ここから本題です。フリーランスエンジニアとして実際に使っている設定を公開します。

「あなたについて知っておいてほしいこと」

・フリーランスのWebエンジニア(LP制作・コーディングが主業務)
・ビジネスサイド(営業・起業・経営)を10年以上経験後、エンジニアに転身
・主にBtoBのクライアント対応(中小企業の経営者、マーケ担当者)
・技術スタック: TypeScript, React, Next.js, Tailwind CSS, WordPress
・日本語で作業。技術用語は英語のままでOK

「どのように応答してほしいか」

・結論→理由→具体例の順で回答
・選択肢は3つまで。「他にも〜」は不要
・丁寧すぎる表現は使わない(「ご検討ください」→「どうしますか?」)
・コードには必ずファイルパス・コメント・言語指定を入れる
・間違いは指摘してほしい。お世辞は不要

なぜこの設定にしているか

1行1行に理由があります。いくつかピックアップすると:

「ビジネスサイド10年以上→エンジニア転身」を入れている理由:

これを入れると、提案書やメールの下書きを頼んだとき、「技術仕様の羅列」ではなく「クライアントが知りたいこと」を意識した構成になります。ChatGPTがこちらの背景を知っていると、回答の文脈がガラッと変わるんですよね。

「選択肢は3つまで」を入れている理由:

ChatGPTは放っておくと5個も6個も出してきます。でも、ビジネスの現場で選択肢が4つ以上あると、人は「選べなくなる」。営業時代の経験からこれは確信しています。AIへの指示も同じです。

「間違いは指摘してほしい」を入れている理由:

ChatGPTにはデフォルトで「ユーザーに同意しやすい」バイアスがあります。この1行を入れると、コードレビューを頼んだときに「ここは問題があります」とちゃんと指摘してくれるようになります。

カスタム指示で効果が出やすい仕事3つ

カスタム指示は何にでも効きますが、特に効果が大きいのは以下の3つです。

① メール返信の下書き

BtoBのクライアント対応メールは、毎回「相手は中小企業の経営者で……」と説明するのが面倒。カスタム指示に入れておけば、「このメールに返信して」だけで適切なトーンの返信が出てきます。

② コードレビュー

技術スタックを指定しておくと、「TypeScriptのベストプラクティス」に沿った指摘をしてくれます。一人で仕事をしていると、コードレビューしてくれる同僚がいないので、かなり助かります。

③ 提案書・見積もりのドラフト

「私はこういう仕事をしていて、クライアントはこういう人」を知っているChatGPTが作る提案書のドラフトは、知らないChatGPTが作るものとは別物です。

やりがちな失敗と対策

失敗①: 詰め込みすぎ

カスタム指示には1,500文字の制限があります。最初、趣味や好きな技術書まで入れて、指示が矛盾し始めて回答の質が下がりました。仕事に直接関係する情報だけに絞るのがコツです。

失敗②: 「あなたはプロの〇〇です」系の設定

ネットでよく見る設定ですが、正直あまり効果を感じませんでした。それより「自分が誰か」「どんな回答がほしいか」を具体的に書いた方が、圧倒的に使いやすくなります。

まとめ

  1. カスタム指示は「ChatGPTに自分を知ってもらう」設定。プロンプトの前にまずここを整える
  2. 設定のコツは「仕事に直結する情報だけ」「具体的に」「1,500文字以内」
  3. 特にメール返信・コードレビュー・提案書で効果を実感しやすい
  4. 「プロの〇〇です」より「自分の経歴+好みの回答スタイル」の方が効く

まずは上の設定をコピペして、自分の仕事内容に書き換えてみてください。10分の設定で、毎日のChatGPTの使い勝手がかなり変わるはずです。

もっと詳しく知りたい方へ

GPTsの業務別設定や1日の実務ワークフローまで含めた完全版は、Noteで公開しています。

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