こんにちは、MJ-LabのMJです。
Webサイトを作るとき、「とりあえずオシャレな感じで!」と走り出してしまうこと、ありませんか? でも、これ、一番危険なパターンなんです。
家を建てるときに「なんとなくカッコいい家で」とは注文しませんよね。「4人家族で」「キッチンは広めで」「予算はこれくらいで」と具体的に伝えるはずです。Web制作もまったく同じ。最初の 「ヒアリング」 がズレていると、どんなにデザインが良くても「なんか違う…」という結果になってしまいます。
今回は、制作をスムーズに進め、期待以上のサイトを作るために 「制作前に必ず押さえておきたいヒアリング項目」 をまとめました。クライアントへのヒアリングはもちろん、自分のサイトを作るときの「セルフチェック」にも使えますよ!
「なぜ作るのか?」目的の明確化(GOAL)
ここが一番大事です。ここがブレると全てがブレます。
- 現状の課題は? (例:問い合わせが少ない、デザインが古い、スマホで見づらい)
- サイトの役割は? (例:名刺代わり、集客、採用、ブランディング)
- 最終的なゴール(KGI/KPI)は? (例:月10件の問い合わせ、資料請求の増加)
「なんとなくリニューアルしたい」という場合でも、深掘りすると「実は採用に困っていて…」といった本音が出てきたりします。そこを引き出すのがポイントです。
「誰に伝えたいか?」ターゲットの設定(TARGET)
「誰」に向けて話しかけるかで、デザインも言葉選びもガラッと変わります。
- 属性は? (年齢、性別、職業、居住地など)
- どんな悩みを持っている?
- そのサイトを見た後にどうなってほしい?
例えば「30代の忙しいビジネスマン」向けなら、結論ファーストでシンプルな構成に。「これから趣味を探すシニア層」向けなら、文字を大きくゆったりとしたデザインに。ターゲット解像度を上げることが、響くサイトへの近道です。
「どんな見た目がいい?」デザインの好み(TASTE)
「カッコいい」や「かわいい」の定義は、人によってバラバラです。言葉だけのすり合わせは事故の元。
- 参考サイト(ベンチマーク)は? (「このサイトのここが好き」を具体的に)
- 競合サイトは? (差別化のために必要)
- 避けたいデザインは? (実は「好きなもの」より「嫌いなもの」を聞く方が好みがわかったりします)
- コーポレートカラーやロゴの規定は?
Pinterestなどでイメージボードを作って共有するのもおすすめですね。百聞は一見に如かず、です。
機能・システム要件(SYSTEM)
後から「あれもできないの?」とならないために、技術的な要件も固めておきましょう。
- 更新システム(CMS)は必要? (WordPressで自分たちでお知らせを更新したい、など)
- 必要な機能は? (お問い合わせフォーム、予約システム、SNS連携、多言語対応など)
- ドメイン・サーバーの状況は? (新規取得か、既存のものを使うか)
予算と納期(BUDGET & SCHEDULE)
お金と時間の話は、最初にクリアにしておくのがお互いのためです。
- 希望予算は? (予算の範囲内で、優先順位をつけた提案がしやすくなります)
- 希望公開日は? (「〇月〇日のイベントに間に合わせたい」など決まっている場合は逆算が必要)
- 素材(原稿・写真)の準備状況は? (ここが遅れると納期も遅れます!)
まとめ:ヒアリングは「共通言語」を作ること
ヒアリング項目、少し多く感じるかもしれません。 でも、最初にこれらを握っておくことで、制作途中での「言った言わない」や「思っていたのと違う」を劇的に減らすことができます。
僕たち作り手は、ただ言われた通りに作るだけでなく、 「本当はどうしたいのか?」 を一緒に整理するパートナーでありたいと思っています。
AIを使えばコードや文章は速く作れる時代ですが、この「何を作るか」を決めるコミュニケーションこそ、人間が一番大切にすべき部分かもしれませんね。
しっかり準備して、良いサイト作りを楽しみましょう!